飯塚事件2
正義の行方 飯塚事件30年後の迷宮 NHKBS3時間ドキュメンタリー放送等から
この事件については、以前冤罪事件として紹介していることから、こちらの記事も参照下さい。
1992年2月20日、福岡県飯塚市で小学校1年生の女児2名が登校途中に失踪し、翌21日に隣接する甘木市でいずれも遺体となって発見されるという幼児強姦殺人事件が発生し、その容疑者として久間三千年さんが逮捕起訴され、死刑確定、そして死刑執行もされた事件である。
この事件についてNHKBSで3時間のドキュメンタリー番組が放送がされました。BSとはいえNHKが冤罪事件とされている事件について詳細に取材し、報道するのはかなり珍しい(ほとんどない?)と思います。
この番組の内容を中心に補足資料を付け加えながら、前の記事に紹介されていない内容を中心に以下の流れで説明していきます。捜査官、事件記者、弁護士、大学教授(DNA鑑定専門家)、検察、裁判所、久間さんの妻等のそれぞれの主張、コメントも紹介しながら、この事件の内容に迫っていければと思います。
内容の流れ
1、事件発生から久間さん逮捕まで
2、久間さん逮捕から死刑判決、そして死刑執行まで
3、再審以降、現在に至るまで
4、まとめ、考察、感想